百合子「文章による、読み手のコントロール実験」
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4: ◆bncJ1ovdPY
2018/12/24(月) 18:07:59.64 ID:4ZM246QO0
少し腕が緩められたと思うと、その手がそっと頬に当てられる。
感触が無性にくすぐったくって、抗うように身を捩らせる。
すりすり、すりすり。
頬に感触が伝わるたびに、鼓動が速くなっていく。
「もしかして……ドキドキ、しちゃってるんですか?」
そんな様子を見てか、彼女は頬を弄びながらもクスクスと笑う。
なんとか返事をしようとしても、言葉にならない音が飛び出すだけで。
「ふふ、可愛い。ドキドキしすぎて、声も出なくなっちゃってるんですよね」
妖艶な笑みを浮かべたまま、顔を更に近付けてくる。
これ以上近付いたら……これ以上近付けてしまったらーー
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