中野一花「うらはらちぇいす」
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46:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/09(水) 00:00:12.93 ID:3bKI/3gF0
「あの、一花……?」
「どうかした?」
「いや、暑いんだったら冷房入れれば良くないか……?」
「ううん、これでいいの。むしろこれじゃなきゃダメ」
「……ほう」
以下略 AAS



47:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/09(水) 00:00:40.61 ID:3bKI/3gF0
「あの、一花さん……?」
「どうかした?」
「なんで下着姿に……?」
「え?」
「え?」
以下略 AAS



48:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/09(水) 00:01:15.40 ID:3bKI/3gF0
「待て一花。一体何をするつもりだ」
「セッ――」
「――やっぱ言うな。早まるな。話せばきっともっといい妥協点があるはずだから」
「……もう、しょうがないなぁ」
「ふぅ、見立て通りやっぱりお前は話が分かる奴――」
以下略 AAS



49:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/09(水) 00:02:14.11 ID:3bKI/3gF0
 オレンジジュースだろうか、この味は。目線で机の上を追うと、ちょうどそんな感じの色をした液体が置かれていたので、俺の味覚もまだまだ捨てたものではないらしい。
 で、問題なのは、その味をどこから感じているかなのだが。


50:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/09(水) 00:02:45.60 ID:3bKI/3gF0
「…………」

 しかし自身の口許を確認しようにも、目の前に人間大の障害物があるためどうにもならない。というか実際に人間が立ちふさがっている。覆いかぶさっている。俺の胸部にはこれまた覚えのある柔らかな感触が押し付けられていて、機能不全に陥った口の代わりに鼻で息を吸うと、風呂場で感じるような甘い香りがした。
 とっくに理解できてしまっている現状を知らんぷりで誤魔化すべく必死になっていると、上の前歯あたりからこつっという衝撃が響いた。これは知らない感覚で、思考が一気に現実に引き戻される。



51:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/09(水) 00:04:22.87 ID:3bKI/3gF0
今夜はここで終わり


52:名無しNIPPER[sage]
2019/01/09(水) 00:15:21.43 ID:Kg1WfTmQ0
一旦乙 期待してる


53:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/09(水) 21:24:22.55 ID:3bKI/3gF0
おはよう


54:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/09(水) 21:25:06.72 ID:3bKI/3gF0
「……下手くそだね、私」

 眼前の一花が気まずそうに笑い、俺からちょっとだけ離れる。彼女の右手は口許を覆っていて、今の一瞬に何が起きたかを薄ぼんやりと把握した。
 
「…………醒めたか?」
以下略 AAS



55:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/09(水) 21:25:40.22 ID:3bKI/3gF0
「なんか、ごめん……」
「いや、謝られても……」

 なんだか超絶気まずい空気が流れている。情動を支えるには最低限のテクニックが要るんだなあとどうでもいい発見を得て、肌面積が大きすぎる一花から目を離した。長時間眺めているのは体に毒だ。
 俺の反応を見て、一花は腕で自分の上半身を掻き抱いて、ちょっと恥じらってみせた。女性とは恥じらいの生き物だったなあと肝心なことを思い出す。どうにも俺の周りの女子はスタンダードではないらしいので、徐々に俺の感性がメインストリームから逸れていっている気がしないでもなかった。


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