56:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/09(水) 21:26:26.84 ID:3bKI/3gF0
「…………これで十分だろ、共有する秘密。キス下手くそって。黙っておくから、そっちも頼む」
「うん……」
重っ苦しい空気感から脱しようと努めて、手持無沙汰な右手で未だくすぐったさが抜けない耳を掻く。次いで立ち上がってかけっぱなしになっている一花の上着を取り、乱雑な手つきで彼女に羽織らせた。
「ごめん……」
「だから謝られてもどうしようもないんだっての……」
「いつも余裕ある風に気取ってるのにこれはちょっとね……」
「弁解は後から聞いてやるからとにかく今は服を着ろ。目のやり場に困る」
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