34:名無しNIPPER[saga]
2019/01/16(水) 02:20:36.35 ID:AQjaemd70
――そして数日後
テレビ『あの超話題アイドル耳度志麻子ちゃんが、ついに映画出演決定! 意気込みを伺うべく、取材班は須五井プロ劇場に向かった!』
百合子「この映画って確かこの間、育ちゃんがオーディションを受けたっていう…」
亜利沙「ええ。映画出演効果もあって須五井プロ劇場はこけら落としから連日満員御礼の大盛況です。さすが実力者揃いだけあってパフォーマンスも至極のものでした」
百合子「…亜利沙さんがこんなに沈んだ顔でアイドルのことを語る姿、初めて見たかもしれません」
亜利沙「いくらライバルとはいえ、このありさが華々しい舞台の上で輝くアイドルちゃんを観てときめかないわけありません……ですがさすがに複雑ですよ」
百合子「育ちゃんが定期公演をお休みしている分、私たちみんなで育ちゃんの分も頑張らないと!って張り切っていたものの――」
亜利沙「その矢先にこのニュースですからね……昨晩の公演も一昨日よりお客さんが少なかったそうですし、みんなから不安の声があがっても不思議ではありません」
百合子「育ちゃん、今日この後劇場に来る予定だってホワイトボードに書いてありました。久しぶりに会いたいけど…」
亜利沙「ありさメモによると、まつりさんと同じ時間にレッスンですね。ありさたちはその時間、撮影所に出発してしまうので残念ながら会えませんね…」
百合子「まさかこんなに早く亜利沙さんとまたドラマで共演できるなんて思いませんでした。しかも深夜ドラマのゲスト怪人役だなんて」
亜利沙「『トゥインクルリズム』のスタッフさんが多く関わっている番組というご縁も手伝いましたからね」
百合子「それなら育ちゃんも一緒に出られたら良かったのに――って考えちゃうのは、欲張りなのかな」
亜利沙「Pさんのことですから、きっと育ちゃんも出演できるよう交渉したかもしれません。とはいえ、まるっきりキャストが被ってしまうのも不自然ですし」
百合子「考えても仕方ないですよね。それよりまずは自分の仕事に集中しないと。765プロ劇場の正念場だもの」
亜利沙「ええ。頑張りましょう百合子ちゃん!」
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