不幸病にかかった。余命半年、初めて好きな人ができた。
��↓ ��1- ��覧 ��板 ��20
49:プロタゴラス
2019/02/14(木) 22:15:38.02 ID:v9zCIZVA0
魅惑の妙薬とは程遠い。声はまるで長いパイプを通して遠くから聞かされているみたいで、まるで耳に入ってこない。砂浜でおしゃべりをする観光客の言葉より、向こうから聞こえる海鳥の鳴き声の方がよく聞こえるのに似ていた。

「そうですか……なら先生方……」

僕は彼らの前に立ち、そして言い放った。

「ご遠慮します。お気遣いは嬉しいですが、僕は今のままでいいです」

英十郎が呆気にとられたような顔をした。それを見た里山が、冗談ですよね? と震えながら言った。僕はそれを押しのけるように、堂々と、言葉を口にした。

「これは僕の意思です」



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