41:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/12(火) 01:51:28.14 ID:kEcSo673O
我に返ると依然として、ざわめきが俺たちを囲んでいた。インカムを付けたスタッフが走り、衣装を身にした少女達がうろうろと歩き回る。
その中で森久保は、きょとんとした顔をこちらへ向けている。
「ど……どうしました、Pさん?」
がぼがぼのパーカーに身を包んだ彼女は、何だか華奢に見えた。
「悪い悪い、ちょっと考え事してたよ」
小さな頭をぐしゃぐしゃと撫で回す。
ひぇぇ…などと情けない声を上げて、森久保はふにゃふにゃと笑っていた。
程無くして舞台裏の照明が一斉に、すっと弱まった。
開場直前だ。
そして今、ステージにライトが灯る。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
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