68:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/12(火) 02:16:27.76 ID:kEcSo673O
ここまで優しく、ゆっくりと話していたPさんが、言葉に少し力を込めます。
「『アイドルになりたい』という森久保の願いは、俺が叶える。 何としてでも叶えてやる。だから……」
大事な頼み事をするように、しっかりとした口調で。
「『森久保をアイドルにしたい』という俺の願いは。──森久保、お前が叶えてくれないか」
Pさんのその言葉に、私は身体が熱くなるのを感じました。
私でもまだ、誰かの役に立てることがあるんだ。この人はまだ、私に期待してくれてくれているんだ。
「も、勿論です。もりくぼなんかで……私なんかで良いのなら、ですけど」
「俺は、森久保じゃないと嫌なんだよ」
涙はいつの間にか、止まっていました。
それに気付かない程嬉しい思いをするというのは、私にとって初めての経験でした。
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