2:名無しNIPPER
2019/02/13(水) 19:16:26.33 ID:GY+X6KGdO
薄暗闇の中で目覚めた銀子は知らない天井に呆然とした後、良く知っている全身を包む倦怠感に息を吐いた。身体を起こすと、慣れたくもないのに慣れてしまった感触が股から伝わる。手をやるとぬるりとした触り心地が嫌になる。部屋の灯りが点いていて感触の正体を見てしまったらと思うと、就寝していると誤認させるためでも消灯されていて本当に良かった。
来た当初は風情を感じた井草の香りが、今はわずらわしい。
下に敷いていた浴衣から身体を退ける。自身といつの間にか帰っていた師匠の体液で浴衣が重くなっている。これでは今日はもう着れない。
部屋の隅の盆に置かれていた予備の浴衣が無くなっている。おそらく師匠が隠してしまったのだと結論付けた銀子はバスルームに移動するために立ち上がろうとして、バランスを崩して膝を着いた。舌打ちをして再度立ち上がる。
14Res/8.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20