144:オパビー
2019/02/26(火) 21:00:41.24 ID:hIuGQawd0
俺は後ろから彼女の手を取った。
手首にはくっきりと手枷の痕が残っていて、皮はガタガタだ。
治癒湯で傷は塞がったようだが、痕は恐らく一生残るだろう。
俺はその傷の上から優しくスポンジを当てた。
銀髪「っ…………」
少女は痛みを感じたのか、顔をしかめた。
俺「大丈夫だ。傷は塞がっているはずだ」
銀髪「…………痛くない………」
俺は彼女の腕の上をふわふわとスポンジでこすり、汚れを優しく落としていく。
ファイアルパカの毛で作られたこのスポンジは、セミの抜け殻も磨けるほど柔らかく、傷にも勿論優しい。
傷が開くことも、無いはずだ。
手首、肘、二の腕、脇、と左腕を洗い終わり、俺は右腕に移った。
脇、二の腕、肘、手首。
ファイアルパカの毛に撫でられ、少女がくすぐったそうに身をよじった。
右腕も洗い終わった。
俺はそのまま全身も洗ってやる事にした。
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