38:オパビー
2019/02/19(火) 17:22:59.26 ID:VIdD7VnZ0
気づいて居ないのか………いや、そんなはずは無いだろう。
認めていないのだ。自分が飛べないと言うことを。
俺は次の質問に移った。
俺「次の質問だ。望みを言え。順番にな」
ドライアド「…………それは、あなたの奴隷になったら、という話ですか?」
ドライアドの少女がそう言った。
俺「まあ、そういうことだと捉えて貰っても構わない。正直に言え」
先程よりも長い時間考えた後、ドライアドの少女は口を開いた。
ドライアド「もはや多くは望みません。例えぼろ雑巾のように扱われたとしても、生かせてもらえれば、それで」
なにやらこの少女の発言はどこか、いや、年齢にそぐわず大人びいてる。
違うな。大人びいてるのではない。
恐らく性奴隷の経験から、絶対に敬語で話すようにしているのだ。
次に銀髪の少女が発言した。
銀髪「私も、多くは、望みませんわ………」
俺「正直に言うと?」
銀髪「…………なにも、望みませんわ………」
淫紋を消して、子を下ろして欲しい。
そう言うことは出来ないのだろう。
何をされるか分からない買い手の前でそれを言えば、逆に多くの淫紋を彫られるかもしれない、という恐怖も在るからな。
最後にハーピィ。
ハーピィ「ごはんが欲しい! おなかぺこぺこ!」
………もはや何も言うまい。
あまりにも無神経で無垢なその解答に、ドライアドの少女は哀れみの目をハーピィの少女に向けていた。
自分が置かれた奴隷という状況からも目をそらしているように見えるハーピィの少女は、ただニコニコと笑っていた。
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