浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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144: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/21(木) 21:38:41.18 ID:JCUGa/wA0
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星輪学園・剣道場
珠美「……そうですか」
のあ「罪が確定したわけではないわ、まだ家に戻ってこれないだけ」
珠美「あの、高峯殿はどう考えてますか」
のあ「何を」
珠美「佐久間殿は、本当は無実なのですか」
のあ「そう信じることにしたわ」
珠美「信じて、調べて、悪い方が本当だったら高峯殿はどうするつもりですか」
のあ「真実がそうならば捻じ曲げることなんてしないわ」
真奈美「真実が、言った通りならな」
のあ「捻じ曲げているのは誰かしらね。まゆに肩入れしている私かしら」
珠美「……」
のあ「昨日のことについて、聞かせてちょうだい」
珠美「はい」
のあ「部屋は浅野風香の真下だったわね」
珠美「はい」
のあ「物音はしたかしら」
珠美「いいえ」
のあ「工藤忍の悲鳴を聞いてから、どうしたかしら」
珠美「急いで旧館へ向かいました」
のあ「その時に何を」
珠美「佐久間殿の付き添いをして、山荘に戻りました」
のあ「なぜ」
珠美「なぜって、高峯殿にお願いされたじゃないですか」
のあ「真奈美、そうだったかしら?」
真奈美「私の記憶だと、のあが脇山君に頼んだのは事実だ」
のあ「まゆはあなたよりも先に来たのかしら」
珠美「先にいたような気がします」
のあ「まゆは、どこから来たかしら」
珠美「どこから?」
のあ「そう、どこから」
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