浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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146: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/21(木) 21:41:24.85 ID:JCUGa/wA0
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夕方
高峯探偵事務所
芳乃「ふうー、高峯家のソファーは上等なのでしてー」
のあ「連絡さえあれば、迎えに行ったのに」
芳乃「清路の地を歩き空気を吸えば、手に入れられるものがありますー」
のあ「何が手に入るのかしら」
芳乃「真実への道標でしてー」
のあ「道標……」
芳乃「ばばさまは言っておられました、真実に辿り着くには書類に残らないものが重要であるとー」
のあ「私の知っている証拠と理を重視する姿とは違うわ」
芳乃「人には複数の面がありー、わたくしにとってのばばさまはお茶をしながらお話をゆったりとするのが好きな人でしてー」
のあ「そうかもしれないわ……」
芳乃「しかし、そのお話はわかりやすく、理路整然とし、題材は豊富なのでしてー」
のあ「ふふっ……変わらないわね」
真奈美「お話中か」
のあ「真奈美、大丈夫よ」
真奈美「夕食の買い物をしてくる、何かリクエストはあるか?」
のあ「私はないわ。先生は」
芳乃「食後には緑茶を頂きたいのでしてー」
真奈美「わかった、和食にしようか。行ってくるよ」
のあ「いってらっしゃい」
芳乃「彼女は何故同居していまして?」
のあ「何故と言われても……」
芳乃「きっかけはどちらでしょうー」
のあ「私にはよくわかりません」
芳乃「質問が迂遠でした、どちらが同居を頼みましてー?」
のあ「それは、私。ここに住めばいいと提案したのは私が先だったわ」
芳乃「佐久間様もでしょうかー?」
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