浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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153: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/21(木) 21:47:31.86 ID:JCUGa/wA0
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高峯探偵事務所
真奈美「佐久間君の無実を証明させたがっている?」
のあ「思い出してみなさい。如月千早の最後の質問は?」
真奈美「のあは何が目的か」
のあ「まゆの無実を証明すると言ったら、安心しましたと言っていたわ」
真奈美「フム……岡崎泰葉はそうは言っていなかったと思うが」
のあ「共犯を疑う人物に、何故協力的なのかしらね」
真奈美「確かに、犯人の同居人、もしかしたら共犯である人物に対して協力的過ぎると言えばそうだが……」
のあ「脇山珠美は、まゆを信じていいという言葉だけは簡潔な受け答えではなかったわ」
芳乃「……」
のあ「脇山珠美は、語気を強めた言葉もあったわね」
真奈美「クラスメイトが殺人犯などにはならない、と」
のあ「おそらく……それが嘘よ」
芳乃「高峯ー、嘘と希望は似て非なるものでしてー」
のあ「希望、そういうべきね。彼女はそう願っている」
真奈美「願っているということは……」
のあ「犯人は生徒の中にいるのでしょうね」
真奈美「……」
のあ「でも、まゆじゃない」
真奈美「犯人の目星は」
のあ「付いていないわ。まゆが私を止める理由もわからない」
真奈美「高森君も同じか?」
のあ「高森さんは、私にまゆが犯人でないことを信じさせようとしていたわ」
真奈美「帰りの車内でか」
のあ「本心でもあるでしょうけれどね。彼女が言ったのは、まゆはそんなことをしない、ということだけよ」
真奈美「のあを望むように動かしているのか」
のあ「思い出せば、心当たりがあるわ」
真奈美「例えば」
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