中野五月「あいまいでぃすたんす」
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149:名無しNIPPER[saga]
2019/03/09(土) 17:42:08.93 ID:IWZIoqEe0
「私だって恥を忍んでいるんですから、さっさと思い切ってください」
そう言う五月の顔は真っ赤で、寒さ以上に羞恥が機能しているようだった。そこまで嫌ならやらなきゃいいのに……。
善意を踏みにじるようで悪いが、ここで走り去ってしまおうか。そうすれば、ひとまずの落着を見そうな気はする。丸く収まりはしないだろうけれど、案の一つとして保留しておくくらいはありだろうか。
「ちなみにですが、ここで上杉君が無視をすると、私は明日の朝までこの場所に立ち尽くす予定になっています」
「そんな予定はスケジュール帳から消せ」
「ボールペンで書いてしまったので」
「二重線で消せ。消しゴムに頼るな」
「……くしゅっ」
「…………」
「…………」
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