中野五月「あいまいでぃすたんす」
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265:名無しNIPPER[saga]
2019/03/27(水) 21:03:12.57 ID:k2Ps0f6K0
だって、後悔は俺に許された行為じゃない。
流されるままにこんなところまでやって来た責任は俺にあって、だからその末路を受け取るのも俺である必要がある。目を逸らすのは簡単で、現にこれまでずっとそうしてきて――でも、もうその手段はとれない。自分が立っている場所はとっくの昔に袋小路のさらに奥。複雑に絡み合った蜘蛛の巣の上。今更どうにか逃げようともがき足掻いたところで状況を悪くするだけだ。無論、現状維持ですらこの場面においては悪手。だからそろそろ、きちんと正面から向かい合わなきゃいけない。最低だろうが最悪だろうが、きちんと一つの出来事として片をつけないといけない。自分の不始末をなんとかするのは、やっぱり自分自身の仕事だと思うから。
散々酷い道のりをたどってきて、途中途中で甘い蜜だけをすすった俺への罰と思えばまあ、納得が行く。
俺はもうどうでもいい。だからせめて、彼女たちの関係をもう一度つなぎ合わせられるように。俺という異物が崩壊させてしまったものをどうにか再建できるように。
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