中野五月「あいまいでぃすたんす」
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274:名無しNIPPER[saga]
2019/03/27(水) 21:08:14.40 ID:k2Ps0f6K0
だからきっと、その過程で生まれたのだ。当初は微塵も持っていなかった、新しい感情が。
それはたぶん、自分が考えるよりもずっとずっと単純なこと。
あまりに当たり前になり過ぎて、わざわざ言葉にする必要もないと己の中で処理してしまったもの。
自身の感情を何度も何度も再編して残ったその上澄みは、実はそこら中に転がっているくらいシンプルな――
「俺は」
もやもやとして判然としない思いを、きちんと言葉の形にする。この工程を経て、初めて飲み込める気がする。
「俺は――――」
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