中野五月「あいまいでぃすたんす」
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302:名無しNIPPER[saga]
2019/03/30(土) 19:11:34.37 ID:ybCgTbmS0
「お前に会ったところで何も言えることなんかないって知ってる。言い訳も弁解も釈明も申し開きも、どれだけ重ねたって意味がない。だから、俺はようやく終わった自己分析を開示しに来たんだ」
「それは、どういう……」
「どうもこうもない。ただ、ずっとよく分からなかった自分の内面を考察してみて、その結果としてなにが分かったのかを伝えようと思った」
「それは、今関係あることなんですか……?」
「受け取り方次第だ」
この時点で、だいぶ意味が分からなくなっている。なぜ私はそんなことに付き合わされそうになっているのだろうか。まともに取り合う気力すらどう捻出すればいいか分からなくなっている、今この状況で。
しかし、彼が意味のないことを好んでする人間でないことは経験則で知っていた。なら、これからの話にもそれだけの意味が包含されると考えるべきか。……それは期待が過ぎるように思えてならないけれど。
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