32:名無しNIPPER[saga]
2019/02/21(木) 22:06:38.75 ID:3G9LR2BY0
「……まあ、この時期にやたらめったら新しいものに手をつけるのは危険だとは分かってるんだけど、心情的に拠り所になるものがあると楽だからな」
「了解。しっかり届ける」
三玖がノートを鞄にしまい終えるのを確認してから、その場を離れる。思いの外手間取ってしまったというのもあって、図書室内の人影は既にまばらになっていた。おおかた、暗くなる前に帰路に就こうという魂胆の連中が多かったんだろう。
昇降口で緩慢に靴を履き替えて、外を眺める。
照明に慣れてしまった目に、夕闇はいくらか暗すぎた。疲れ目では瞳孔の収縮も上手くいかず、また眉間にしわを寄せることになる。
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