【モバマス】 和久井留美「富士そばには人生がある」
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7:1[sage saga]
2019/02/22(金) 12:06:56.56 ID:+K0KOsmIO

 私、一体何をやっているのかしら――


 楽しい時はあっという間というけれど、そんな饗宴のような時間が過ぎて我に返ったとき、色々な感情が錯綜した結果いつもこの文言が頭に浮かぶ。


「――お疲れ様でしたぁ!」


 自身が出演しているドラマの収録や、司会者の補助を務めるサブMCとしてレギュラー出演しているバラエティ番組、そしてメインのアイドルとしての芸能活動。そういった仕事で目まぐるしく過ぎていく日々……。そう、ついさっきまでそのような仕事をしていたところだ。


 バラエティ番組の収録を終え、所属事務所に戻り、そうして諸々の業務を済ませ外に出る。


「……寒っ」


 いつの間にか年が明けて、あっという間に2月某日。時刻は18時を過ぎたところ……。
 ここ東京都心にも大寒波の影響で雪が降る――そんな言葉が街角やテレビや人々の会話からしきりに溢れていた一週間。週末となる今日、金曜日の街は人で溢れ、そして気象予報士の予報は見事に的中し雪がチラチラと舞っている。


(あの予報士、こんな時に限って予報を当てるなんて)


 どうせなら週始めか週の真ん中で降ってくれれば良かったのに――肩をすぼませ、背中を丸めて歩くサラリーマンの心中が聞こえてくるようだ。
 私が会社勤めであったなら、雪がどかっと降り積もって仕事がなくなったとして、それはまさに僥倖であったかもしれない。



 しかし今の私にとって、それは青天のへきれきである。





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