穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『17』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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85:名無しNIPPER[saga]
2019/02/25(月) 02:47:40.85 ID:8EZGDiKG0
▽B白妙の魔物と交渉不可能か?(知識値600)を選択



 穂乃果「白妙の魔物…ツバサさん、…もっと彼女の事を知りたい!」



▽何故自分達が争わねばならないのか、襲われるということはそこに何かしらの理由があるからだ、相手が戦闘狂の快楽殺人犯とかでない限りは


▽ゆえに、穂乃果は思う、彼女をもっと知ればお互いにとはいかないまでもせめて安全に旅ができるのではないか




――綺羅ツバサ、たった1つの願いの為に今尚、この世界でたった一人だけの生き残りになった人




     彼女は、ある人を愛していた、その人を護り、いつしか救う為に気が狂う程の刻を生きた



  そして言葉通り段々狂った、 『人間性』も故郷や仲間達の事を思い出す為の『帰郷心』も捨てて純正の魔物娘になったから






  そんな彼女でもある時まで正気を保っていた、まだ時間が気が狂う程の時を過ごしてないのもあったがいつも彼女は"一枚の写真"を持っていた



  ラブライブ決勝戦後、自分含めた3人と良きライバルであった9人、あとライバルの身内2人が写った記念写真だ


  眺めては「ああ、懐かしいなぁ…」「あの頃は本当に楽しかった、幸せだった」そう呟いていた





 もしも、彼女が"この世界の何処かで失くした写真を持っていて、それで人間だった頃の心"が僅かにでも蘇ったなら、あるいは…






 ツバサの目的は唯一つ、『自分が愛した世界で自分と同じ時間を生きて、同じ想いを抱いて、同じく過ごした恋人』の復活、ただ一つ


 【姿形が同じで声も仕草も性格も同じだけの"そっくりさん"】じゃない…過ごした時間も違けりゃ、経験も違う



  手を繋いでデートした記憶が片方にあるけど、もう片方の恋人には身に覚えも無い

  和菓子を作って友達に振る舞った話をしても、もう片方の恋人にはそんな話された記憶が全くない

  それは、容姿が同じだけの赤の他人と変わらない、魂と記憶…全てが揃って、本当の意味で取り戻したと言える


  事故で一命を取り留めた意識不明の恋人が目を覚ましたら、記憶が無く更に性格も激変していて、自分が好きだった頃のその人は別の意味で死んだ
  そんな悲しい話なら欧米のドキュメンタリー番組でよくありそうなものだ





  ―――この世界で3時間が経過すれば人の記憶は抜け落ちる―――


 冷凍カプセルで眠り続ける"恋人"は目覚めないが確かに生きている……途方もないその時間を…







 治療法を漸くみつけた白妙は遅れてその事実に気が付き―――"自分の恋人"は本当の意味で死んだ、と  絶望した。


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