穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『17』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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86:名無しNIPPER[saga]
2019/02/25(月) 02:59:46.28 ID:8EZGDiKG0



ああ、そうとも、現代日本の医学じゃ救えない子を




<アーツ>なんて魔法の力があるこの世界の医学なら救えると信じて、怪物に人類が殲滅される間際とかいう地獄の様な世界さえも生きて

 高確率で死ぬリスクも背負って、人間辞めて同じ魔物娘なんてバケモノになった


そして何千年も孤独で生きて、カプセルの中の答えてくれない人に独り言を言う日々が1000年単位で始まって…治療法が分かった!と思えば



 彼女を目覚めさせても、もう自分の知ってる恋人じゃない"別人"になってしまったと、…カプセルを開けるのが怖い


 彼女が目を覚まし、自分を見た時の反応が怖い




 第一声はなんだ? 「はじめまして」か? 「あなた誰?」か?




 1000年単位だぞ?


 3時間で人の記憶から知識…楽しかった『希望』に満ち溢れた思い出が抜け落ちる


 24時間…一日で8回だ

 1週間…56回

 一か月…凡そ224回の記憶欠損





 1000年………





 ………





 ツバサは泣いた。


 いつからか、自分は何だったんだ、偶に自分の名前がなんだったか忘れそうになった


 鏡を見て、誰だ!と言いそうになった


 人造とは違う、純正の魔物だから記憶は抜けないし、齢も取らない…けど人間だった頃の事は大分薄れてきた



 いつからか、[綺羅ツバサ]は『白妙の魔物』になった、分厚い白の服に身を包んだ




 いつからか、0からもう一度彼女を造ろうと禁忌の施設を探り当てて、勝手に使って恋人を造ろうとした


 もう元の彼女を思い出せなくなってる白妙に、100%の彼女など作れるわけがない、造れてもそれが"成功"だと理解できない、成功例がわからない


 


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