6: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2019/02/26(火) 03:28:24.04 ID:hQC3TSV30
俺は彼女の話を聞いてもあまり驚かなかった。事前にマキノが調べてくれたとおりだったからだ。
しかし、他人が調べたことと、本人が口から言うことでは受け取れる物が違う。
「その……ご迷惑をおかけするかも……」
彼女の口調は弱々しく、痛々しかった。それでも、今にも泣き出しそうな彼女が背負っている物の大きさと、今彼女がこの『アイドル事務所』にいる事実が、大きすぎる不幸に立ち向かわんとする不屈の意志のような物が、あまりにも愛おしくて、輝いていた。
危なかった。もう少しで感極まって抱き締めてた。そうなってたら彼女がまた事務所を移すことになってしまう。俺が性犯罪者になることで。
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