イケメン「……君が好きだ」美少女「……え?」男「やべぇ変な玩具の音がとまんねぇ」
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185:1 ◆mUjz4FCa2c[sage saga]
2019/03/01(金) 02:40:55.36 ID:ELmU0ij+0
――おい、お前ら大丈夫か!
――いやああああああ!
――これ酷ぇよ……。


この惨事を引き起こしたイケメンは、
既にこの場から消えてしまっている。
しかし一方で、悲鳴や混迷は残り続け、
この状況の衝撃に耐えられず、
吐いてしまうような女の子も居るくらいであった。


友少女2「……」ビグッピクッ

もはや言葉を発する事すら出来ないのか、
友少女2は体中から血を垂れ流して、
ただ痙攣しているだけとなっている。


友少女「ちょ、ちょっと……ねぇ」

友達である友少女は、
友少女2に近づくと、その体をさする。

突然の事態に硬直して、
身動きすら取れないでいた友少女だったのだが、
今になってようやく体に自由が戻ってきたのだ。


友少女「酷い怪我……で、でも大丈夫だから。
     い、今救急車来るから、呼んだって人がいるから……。

     ……なんで、なんでこんな事に……」ウゥッ


友少女は嗚咽混じりに大粒の涙をこぼす。
しかしそれを慰める者も励ます者も一人として居らず、
ただ立ち尽くすばかりが大勢であった。

警察と救急車が到着するまでの間に、
どうすれば良いのか、
何を言えば良いのか、
何もかもが誰にも分からなかったから。

でも――、一人だけ。
誰もが気づかなかったが、
この状況の中で一人だけ、
特に取り乱した様子もない男が居た。

フツメン「……こうなっちゃったか。
     一応改良版だったんだけどなあ、あの薬。
     まあ良いテスターにはなってくれたよ。
     
     ……まだまだ、売り物にはならなさそうだ」

フツメンは落ち着き払った様子でぼそりと呟くと、
酒の入ったグラスに静かに口をつける。

酒の味は苦い。
今回の結果も苦い。
同じだねえと独りごちた。


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