イケメン「……君が好きだ」美少女「……え?」男「やべぇ変な玩具の音がとまんねぇ」
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◆mUjz4FCa2c
[sage saga]
2019/03/02(土) 04:58:54.74 ID:ubCZnFMC0
世界と言うのは時間が経てば――何事もなかったのように進む。
誰もが大きな事件の事ですら、忘れてしまう。
しかしそれは……自らが当事者では無いからだ。
こういった騒動の内側に居た人間たちの心には、
忘れえぬ傷跡が残る。
得てして、そういうものなのだ。
つい先ほど眠りに落ちた美少女が、
今回の騒動の顛末として、
友少女2の死亡と、
興奮したまま通り魔となり、
複数人を殺害して捕まったイケメンの事を知ったのは、
翌朝のニュースによってであった。
……
…
午前六時。
大きな欠伸と共に、男は目を覚ました。
男は重い眼を擦りながら起き上がろうとするが、
どうにも体が重くて仕方が無い。
男「……」フム
眠れない理由はあった。
昨日、白髪少女に言われた言葉が、
喉の奥に刺さった小骨のような、
そんな違和感となって残っていたのだ。
『人の好意に鈍感なのはワザとか?
それとも、素でそうなのか?
人の好意は素直に受け止められるようにならないと、
いつか皆から嫌われてしまうぞ』
男「……鈍感、なんだろうか?
でも確かに俺は、
キャバ嬢からの好意に気づけていなかった。
客観的に見れば、
鈍感以外の何者でもないかも知れない……。
もっと人の好意に素直に、か。
……そう言えばキャバ嬢だけじゃなくて、
正社員女からも頻繁に連絡が来ていた。
もしかしたら俺に好意があるんだろうか?」
男はふと、
頻繁に心配の連絡をくれる、
正社員女の事を思い出した。
男「確かめて見るか。
だから……今度は俺から連絡してみよう。
文面は分かりやすくハッキリ、
【俺の事、好きなの?】
で、良いだろう。
間違ってたら、
変なヤツとか思われるかも知れないけど、
それはしょうがないな」スッスッ
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