67:水源+α[saga]
2019/03/01(金) 05:53:40.07 ID:Dmw+c3z90
それから、オリジナルのキャラクターを入れたので、そこも承知でお願いします
68:水源+α[saga]
2019/03/01(金) 05:55:26.26 ID:Dmw+c3z90
第二話 提督の復帰
69:水源+α[saga]
2019/03/01(金) 05:56:18.45 ID:Dmw+c3z90
階段から突き落とされて入院した数ヵ月後。骨折した部位も完治し、懸命に続けていたリハビリの甲斐もあって以前のように歩けるようになった。
家族は居ないので、入院中は基本独りで過ごすことになると思っていたが、度々大和と翔鶴が見舞いに来てくれたので、そこまで寂しさとかは気にはしなかった。
それに俺のことを知ってか、士官学校以来に会ってなかった元提督候補生──つまり今俺と一緒に一線で艦娘の指揮を執っている他の提督達も見舞いに来てくれたことがあるので退屈もしなかった。
そうして今、明日で退院するので病室を退く準備を終わらせてから、本を読んで時間を潰していると
70:水源+α[saga]
2019/03/01(金) 05:58:03.45 ID:Dmw+c3z90
一通り片付けられた病室の扉を開け、そこに居たのは提督の証である純白の軍服を着て、軍帽を片手に人懐っこそうな笑顔を浮かべる坊主頭の青年だった。
清二「よ。何読んでんだ?」
提督「純文学だ。恋愛小説だな」
71:水源+α[saga]
2019/03/01(金) 06:00:03.02 ID:Dmw+c3z90
清二「坊主は今関係無いだろが母ちゃん」
提督「母ちゃん言うな」
清二「え〜? 今更本業隠すなよ。昔お前の部屋に勉強教えて貰いにきたときは俺らに良く夜食振る舞ってくれたじゃねえか」
72:水源+α[saga]
2019/03/01(金) 06:00:54.86 ID:Dmw+c3z90
提督「ん? ──あ、お前もしかして新島(にいじま)……だよな?」
新島「はい。お久し振りですね。西野くん」
清二「あ、そうだったな。新島が来てるんだったわ。言うの忘れてた」
73:水源+α[saga]
2019/03/01(金) 06:01:29.13 ID:Dmw+c3z90
──清二の後から入ってきた、清二と同じように純白の軍服を着た女性の名前は新島 楓(かえで)という。こいつも厳しい訓練を一緒に乗り越えてきた俺の同期だ。
女子でありながら成績も実技も常にトップをひた走っていた。こと指揮能力についてはその当時誰も右に出る者ははなく、試験的に艦娘を貸し出されて行われた演習では、未踏の無敗の記録を保持している。
それに、黒いショートカットという綺麗で清楚な髪型で顔も整っているので、多くの士官候補生並びに提督候補生からの人望もあった。勿論今も人望はあるが、当時の男だらけの士官学校の時の比ではない。
74:水源+α[saga]
2019/03/01(金) 06:02:46.00 ID:Dmw+c3z90
提督「相変わらずナイス支援だな新島」
新島「それはありがとうございます。あ、勿論冗談ですからね」
清二「……そ、そうか良かった。当時はやることなすこと本気だったから今もてっきりそうなんじゃないかとな」
75:水源+α[saga]
2019/03/01(金) 06:03:53.64 ID:Dmw+c3z90
因みに新島が俺のことを西野くんと呼んでいるのは、俺の名前が西野 真之(さねゆき)だからだ。同期からは普通に西野やら真之やらで呼ばれるのが専らだが、ここには居ない一人の同期から『さねっち』という愛称で呼ばれている。
提督「それにしても、二人とも最近はどうなんだ? 上手く行ってるのか?」
清二「俺は順調に提督街道を突き進んでるぜ。この頃艦隊指揮も任せられるようになって、地位も提督補佐兼参謀になってる。もうジャンプの主人公並の成り上がりようだわ」
76:水源+α[saga]
2019/03/01(金) 06:05:02.20 ID:Dmw+c3z90
提督「あともうちょっと、か。……新島」
新島「……はい」
清二の言葉から俺と新島は、あともうちょっとの理由を察することができた。
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