8:名無しNIPPER[saga]
2019/03/03(日) 00:14:03.06 ID:RK4J1rVs0
◇
「はぁぁっ……ぅっ……ふぅっ……」
人気のない、電灯も満足にない小さな公園のベンチに座り、俗に言うM字開脚の体勢をとって、ぐしょぐしょに濡れた性器を弄ぶ。
流石に下着を全部脱ぐ勇気はなく、ずらした状態で指を絡ませる。
今までのどの自慰よりも蜜を零すそこは、静かな公園という空間に不釣り合いな艶めかしい音を、ぐちゅぐちゅと鳴り響かせている。
初めて及ぶ屋外での行為。開けっぴろげの空間で、澄んだ風が時折吹いて露出した部分をくすぐる。
部屋の中のように私のプライベートを守る壁など当然ない。なんて無防備で、なんて不躾な行為なのだろう。
もっと、もっと味わいたい。
秘部を弄るのを一旦止め、シャツのボタンを外す。半脱ぎの状態で下着を上にずらし、乳房を外に晒す。
たったそれだけのことなのに、自分が今まで守ってきた尊厳のようなものを自分で踏みにじるような思いがして、ひどく動物的で退廃的な性的快感が私の中に広がってくる。
身体は正直だ。私の覚える快楽が、外性器の痙攣や腰の動き、吐息の熱感からすべて露わになっている。
蕩けに蕩けて、もう引っかかりなんてとうになくなった膣を激しく示指と中指で弄る。同時に母指で陰核をぐりぐりと攻め立て、もう片方の手で乳首を痛いぐらいにつねる。
「あ゛っ……! はっ、あぁっ……!」
ダメ、こんな声出したらこんなことしてるのバレてしまう。こんなところ見られたら……
見られたら……?
もし本当に見られたら、もっと気持ちいい?
「ん゛っ……あっ! ひっ……! あ、あぁっ!」
声が抑えられない。なんで。いや、はずかしい、なんで、
もうぐちゃぐちゃにぬれてる。みられる、むねもあそこもみられちゃう、かくさなきゃ、
でも、きもちいい。みられたい。かんじてるとこ、みられたい。もっと、もっと、
――もう、だめ。イく。イっちゃう。
「あっ……あ゛ぁぁ! んぅ゛っ……!!!」
あぁ、おそとでイっちゃった。
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