7:名無しNIPPER[saga]
2019/03/03(日) 00:13:22.82 ID:RK4J1rVs0
◇
「はっ……はっ……ふぅ……」
慌てて事務所から飛び出して、とりあえず薄暗い人目の少ない通りへと駆け抜ける。
大通りの喧騒から離れたことを確認して歩を緩め、上がった息を整えた。
まさか、よりにもよって彼に遭遇するだなんて。見られた? いや、あの様子だと見られてはないはず。
――でも、声、聞かれた、かも。
そう思うと、急に下腹部がじわっと熱くなった。
なぜ? 私は常にスリルを楽しんでいるだけで、相手に挙動を知られることに対しては負の感情を抱くはずなのに……
そういえば、絶頂の途中で邪魔が入ったから、まだ疼きが収まっていない。家に帰って……いや、なんだかもう、我慢できない。
自室でシても、たぶん満足できないと思う。
――考える私の視界に、近くの公園の案内板が飛び込んできた。
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