織莉子「自分は道が昏いなら…」ほむら「逃げ続けている貴方とは違う」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/04(月) 02:13:56.62 ID:EA79ZvnW0

 彼女の統計通りならば、間もなく巡回の者が来て体調はどうか訊かれる
本来の彼女であればその後にに少しでもやれることをしようと
最寄りの武器庫から銃を無断で拝借して帰って来るところだ、…拝借される側は堪ったものではないが
小指を詰めるくらいで許して貰えるだろう、たぶん




抑えきれない衝動は此処に来て決められた道順を歩む彼女をレールから脱線させる



簡単にいうならムシャクシャした、虫の居所が頗る悪かった



 白女、白羽女学院の制服だとクラスの誰かが言っていたのを覚えている
今すぐにでも赴いて首に手を掛け縊り殺してやりたい織莉子への殺意を魔女に向けてやろうと

魔女に同情したくなる壮大な八つ当たりを決行することにしたのだ


 あの女の所為で、戻って来て早々に濁りを溜めた、だからグリーフシードが必要になった
これは仕方のない行為なんだと、屁理屈じみた言い訳を自分に言い聞かせながら




バコンッ!


ほむら「…まずは武器を手に入れたわね」カチャッ、ゴソゴソ



 煙草臭い事務所のロッカーを開き、鈍い輝きを放つ凶器を手にして彼女の固有武器である盾に収納する
慣れた手つきで行われる窃盗に顔を顰める者は誰一人としていない、寧ろ認識している者さえいない

 秒針の止まった時計の傍を魔法少女姿のほむらが素通りし
都市開発の進んだ三滝原の雑居ビルの陰へと歩む、人気のない路地裏で変身を解除してそのまま遠い昔に
紅茶が好きな先輩から教えられた方法も兼ねて魔女結界を探す


統計で大まかな位置は分かるが、微妙にずれている場合もあるからだ




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