白雪千夜「ヴェルヴェットは堕落せない」
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2: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/03/11(月) 21:06:02.72 ID:WgyyzRcS0

50日前の夜、お嬢さまと私はあの男、プロデューサーに処女を奪われた。

『奪わせた』と言ったほうが正確でしょう。

お嬢さまのほうが支配者なのだから当然です。

お嬢さまはプロデューサーのことを『魔法使い』と呼び、大層気に入っていました。

それがプロデューサーと肉体関係を持つという、この戯れに繋がったのです。

それからというもの、お嬢さまと私は別々にですが、毎日のようにプロデューサーと交わりました。

屋敷で、ホテルで、プロデューサーの部屋で、そして事務所や営業車の中、あるいは夜の公園で、あの男の性欲は留まることを知りませんでした。

私に拒否権はありません。

そもそも断る気もありませんでした。

お嬢さまを喜ばせることができるのですから。

それにお嬢さまが飽きてしまったら、すぐに終わる泡沫の関係です。

……そのはずだったのです。

処女喪失から50日目の今夜、再び三人で過ごす一夜。

お嬢さまと私、お互いのセックスを見せ合うことになりました。

今はベッドの上でお嬢さまがプロデューサーと交わっているところ。

私はすぐ傍のソファーに座って、それをジッと見ています。

あの男が用意した白いマイクロビキニを着て。


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