勇者「………は?嘘だろ」
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95:作者 ◆P0uwXoExSk[saga]
2021/01/04(月) 18:11:32.85 ID:LZqKJtzvO

ー王都、王立図書館


勇者「はー、でっけ」

狩人「そりゃあ王立だもの」

賢者「………ッ!?」バッ

司書「ようこそ王立図書館へ」

賢者「な……何が…」

勇者「どうした賢者」

司書「ふふ、それともおかえりかしら?」

狩人「おかえり……?はじめましてのはずだけど」

勇者「会ったことねぇよなぁ」

賢者「二人とも、これは何かの冗談ですか……?」

狩人「何がさ」

勇者「賢者こそ知り合いか?」

司書「ええ、賢者様がまだ僧侶だった頃によくこの図書館にいらしたんですのよ」

狩人「へぇー、その頃から本読んでたのか」

賢者(これは……時が戻っている……?気がついているのは私だけ?)

賢者「賢者になれたのも……司書さんのおかげと……」

狩人「歯切れが悪いね、どうしたの?」

賢者「い、いえ、なんでもありません……その、本を……」

勇者「ああ、そうそう。それで王様は俺らに何を見せようって腹なんだ?」

賢者「……『勅命禁書』」

司書「さすがに賢者ね。ご名答」

狩人「勅命禁書ってことは王が直々に閲覧を禁じた本じゃないか…」

司書「その通りですわ。くれぐれも慎重に扱ってくださいね?では案内しますので」

勇者「ああ、よろしく」

賢者(やはり時が巻き戻っている。新しい時間軸ではない、過去をそのままなぞっているだけ……そんなことが可能なのか?なぜ私だけ記憶が残っている?)

勇者「おい賢者、なにぼーっとしてんだ?置いてくぞ」

賢者「失礼しました、今行きます」

賢者(追々考えましょう。とりあえずは同じ道を進んで相違点の洗い出しと……)ブツブツ




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