勇者「………は?嘘だろ」
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96:作者 ◆P0uwXoExSk[saga]
2021/01/04(月) 18:17:14.59 ID:LZqKJtzvO
ー王都、王立図書館【禁書庫】


狩人「こういう所はワクワクするね」

勇者「空気が違うな」

賢者「魔導書なんかもちらほら見えますから、それの影響ではないでしょうか」

司書「ここにある本は全て勅命禁書ですわ。全部読んでいただいて構わないとのお達しですので、どうぞ遠慮なさらずに」

狩人「結構多いなぁ…どこから読もうか」

賢者「これはどうですか?」スッ

勇者「『巡る時の迷宮書』、だってよ」

狩人「迷宮かぁ、そういえば賢者って迷宮嫌いじゃなかった?」

賢者「ええ、ですが手段も選んでいられませんし」

司書「『巡る時の迷宮書』ですね。この『迷宮書』は魔翌力を一定量注ぎ込むとその秘められた効力を発揮しますの。その本に触れている者を『巡る時の迷宮』へと誘いますわ」

狩人「へー、どういう迷宮なの?」

司書「一度入ると最下層に達するまで出てくることは出来ません。一階層から段々と時が進んで行き、あるいは未来にまで到達することもあるでしょう。様々な文明を辿って己の強化を図ることが出来ますわ」

狩人「でもそれじゃ時間がかかるんじゃない?」

司書「時間に干渉する書物ですので迷宮にいる間、こちらの世界の時間は経過いたしませんの。心配ご無用ですわよ」

賢者(そうか、時間への干渉……しかし時間が経過しないだけで過去に戻るわけでは……となるとこれが直接の原因ではない?)

勇者「ほぼ完璧だ。命の危険は?ある程度のリスクは背負うつもりだが…」

司書「ふふ、大丈夫だと思いますよ。ねえ賢者?」

賢者「……ええ」

勇者「?」

狩人「何か知ってるの?」

賢者「詳しくは……確証がない話はしないように心がけているので」

狩人「まだ検証中ってわけ?」

勇者「ま、賢者が何考えてるかなんて俺らにわかるわけもねえしな」

司書「ではこちらでよろしいですか?」

狩人「もちろん。時間もかからないとなれば行くしかない」

勇者「そうだな。実に好都合だと思う。しかしこんなもん保有してるなんて底が知れねえ国だよな……」

司書「ふふ……もう準備が整っているのでしたら今すぐにでも出発できますが?」

勇者「いや、特にないな」

狩人「全部済ませてからここに来たしね」

賢者「いつでも構いません」

司書「ああそうだ、ちょっと待ってくださいね。賢者に渡すものがあるのを忘れていました」ゴソゴソ

賢者(なんでしょうか、前回は何も渡されませんでしたが……)

司書「これです。迷宮の中ででも読んでください」スッ


賢者は 『ロトのぼうけん』を うけとった▼


賢者「これは……?」

司書「ちょっとしたおとぎばなしですよ。あなたなら意味がわかるはずです」

勇者「へえ、俺にも後で読ませろよ」

賢者「ええ、わかりました」

司書「では、迷宮書に触れてくださいな」


勇者たちは めぐるときのめいきゅうしょに ふれた!▼


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