85: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:36:50.06 ID:HWLdboCm0
「君もそうじゃないか?」
俺に視線を移す提督。
なにやら試されているらしいが、俺の答えは決まっている。
86: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:37:20.64 ID:HWLdboCm0
「北上さんは……それで良いの……?」
「どうして?」
「だって北上さんには、本命がいるはずじゃ……」
87: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:37:51.47 ID:HWLdboCm0
「大井っちのこと……大好きだからさ」
88: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:38:22.13 ID:HWLdboCm0
「北上さん……」
「大井っちが悲しんでるのに、何もしないなんて、あたしが我慢できないよ」
「それでダブルケッコンか?」
89: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:38:52.65 ID:HWLdboCm0
「あたしは構わないよ? 提督のこと、結構好きだし」
「えへへ……」
嬉しそうだなあ提督ゥ!
90: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:39:23.61 ID:HWLdboCm0
「それで、どうかな大井っち?」
「!」
「あたしの旦那様……気に入ってくれるかな?」
91: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:39:54.29 ID:HWLdboCm0
「……ひどいわ、北上さん」
ようやく大井が口を開いた。
「だって、北上さんが選んだ人でしょう……?」
92: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:40:24.86 ID:HWLdboCm0
「だって北上さんが選んだ人よ? 信頼できるに決まってるじゃない」
涙で汚れた顔なのに、綺麗な微笑みだった。
93: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:40:55.43 ID:HWLdboCm0
「北上、こうなるって分かってたのか?」
「んー? まあ半分ねー」
「半分って、おいおい……」
94: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:41:26.10 ID:HWLdboCm0
「だって、あたしがキミの整備を受けた後はいつも、キミのこと誉めてたからねー」
「そ、それは! 北上さんの整備に不備があったらと思って……! それに、誉めてるって言っても、文句ばかりだし……!」
「文句ばかりだけど、ダメ出ししたことないよね?」
95: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:41:56.69 ID:HWLdboCm0
「ここだけの話だけど……」
耳元で北上が囁く。
「大井っちはね、仕事に真摯な人に弱いんだよ?」
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