【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十八輪目】
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190: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/04/02(火) 22:24:17.93 ID:uxOmRZuZo

樹「久遠、先輩……?」

沙織「……畏み、畏み……も白す」

願い、祈る

息絶えてしまったかのような天乃の静けさを前にして

沙織はくっと口を噛んで目を瞑る

叫んでも、何しても意味がないと沙織が一番分かっているからだ

賽は投げられた

もう後戻りすることはできない

出来る手は打った

あとはもう、天乃が頑張るしかないのだから

友奈「久遠先輩っ、久遠先輩っ!」

沙織「大丈夫だよ……死んじゃったわけじゃない」

心臓は動いている

ただ、目を覚ますことはないだけで。

頭に浮かんだ続きの言葉をかみ砕き、飲み込む

沙織「神樹様の力と、久遠さんの穢れの力。それが互いに潰しあって……久遠さんを壊そうとしてる」

園子「でも、大丈夫なんだよね?」

沙織「うん……大丈夫。久遠さんは、きっと、大丈夫」

五体満足で戻ってきてくれるかどうかの保証はできない

もしかしたら、失ったものは失ったままかもしれない

でも、それでも

それでもいいから帰ってきてくれるはず。と。

沙織は頷いた


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