R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part2
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塔の主
◆VfcsCSY7us
[saga]
2019/06/13(木) 16:31:48.12 ID:MXDfxoYc0
鳴り響く拍手と客たちの哄笑を浴びせられながら。
(ああ…もどれない…わたくしは、もう…)
アルフェルクスは二度と這い上がれない快楽地獄の底で悦楽に震えていた。
「ふふふ、今日は皆さまの前でちゃんと役目を果たせましたね。えらいえらい」
お披露目が終わり、客たちが皆帰った後。
エルネシアとアルフェルクスだけが壇上に残っていた。
上機嫌でアルフェルクスを褒めるエルネシアとは対照的に、アルフェルクスは虚脱したかのようにがっくりとうなだれていた。
ただ虚ろな目をしたまま、聞き取るのも困難なほどの小声で「おわりだわ…おわりだわ…」とつぶやくばかりである。
今の彼女を気高き令嬢にして敏腕経営者という羨望の眼差しで見るものは一人としていないだろう。
そんなアルフェルクスを見下ろしているエルネシアの眼は、少しずつ冷たいものに変わっていく。
「…ふう。やっぱり、堕としきってしまうとつまらないわね。お祭りは準備している時が楽しいって言うけど、調教は調教している時が一番楽しいわ」
エルネシアはメス牛奴隷からぷいと視線を外し。
「なんだかどうでもよくなってきちゃった。捨てちゃおうかしら」
ぽつりと口にした。
「ひっ…ま、待って! 待ってください!」
虚脱状態になっていたアルフェルクスが顔色を変え、エルネシアに縋りつく。
「わ、わたしには、もう何もないんです! 地位も名誉も全て、地に落ちました! 貴方の奴隷であることだけが、わたくしの全てなんです!」
アルフェルクスは必死だった。
「だ…だから…」
ぽろぽろと瞳の端から涙をこぼしながら。
「ああ…エルネシアさま…お願いします…わたくしを、見捨てないで…!」
捨てられた子犬の様に震えながらご主人様に訴えかけるアルフェルクス。
そんな健気なメス牛奴隷にエルネシアはにっこりとほほ笑んでみせた。
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