R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part2
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57:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2019/04/07(日) 18:06:01.06 ID:41DjWORN0


十日が経過した。

ギンガは爆弾で扉や壁の破壊を試みるも、失敗。

破壊工作による脱出は断念することにした。

2人の子供…

『つゆ』と『きり』は目を開くようになり、寝台の上でころころとよく動くようになる。

やはり普通の人間より成長速度が速いようで、『つゆ』の頭の角も、『きり』の背の翼も次第にはっきりと形を成してきている。



ひと月が経過した。

調べられる場所は調べつくした。

わかったところといえば照明のスイッチの切り替えくらいなもの。

やはり脱出は不可能と言っていいだろう。

となると外部からの助けを待つ他ない。

そんな中、つゆときりが歩けるようになった。

少々早いが乳離れを見越して離乳食の準備をしておくほうがいいかもしれないとギンガは思う。

とりあえず、備蓄食料の中から赤ちゃんでも口にできそうなものを探してみることにした。



三か月が経過した。

つゆが初めて口にした『ははうえ』という言葉に思わず涙ぐんでしまうギンガ。

弱くなっているのかもしれない、と彼女は苦笑する。



半年が経過。

なんと、きりが飛んだ。

背中の羽をパタパタと羽ばたかせ、ふわふわとあちこちに移動している。

ただでさえ活発な子なのにますます手がかかりそうだな、とギンガは思う。



九か月が経過。

備蓄食料が底をつく日が近づいているとギンガは実感した。

(節約すれば数か月はもつはずだが、育ち盛りのつゆやきりの食事を切り詰めるようなことはしたくない)

(救いは来るのだろうか)

(…覚悟を決めなければならない時期かもしれない)

様々な思いがギンガの頭をめぐる。

ひとまずは今日も昔話を聞かせながら子供たちを寝かしつけることにした。



そしてさらに時は流れ…ギンガが連れ込まれてからかれこれ一年が経とうとしていた、そんなある日のことだった。





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