R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part2
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719:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2019/08/10(土) 17:46:44.96 ID:hRteiRmK0
「ふっ、どうやら話は終わったみたいだね! ならアタシはさっそく行動に移らせてもらうよ!」

真紅のマントに身を包んだ吸血少女がふわりと浮き上がる。

「この神殿を人間どもの血で満たしてやる…ああ、ウズウズしてきたわ!!」

バイザーの向こう側からギラリと鋭い視線で他の面々を見下ろし、宣言する。

「覚悟しておくことね…! 真祖の力が解放されたら今度はあんたたちの番よ! ダークロードの称号はあたしのもんだ!」

そう叫ぶと吸血鬼べリオの身体がシュンと掻き消えた。

「ふん…下品な子。お里が知れるとはこのことね」

べリオが消えた空間を冷めた目つきで見上げながらアルナが呟く。

「では私も行くとするわ。あなた方には『私たち』に勝てるなど万に一つもありえないでしょうけど…せいぜい頑張りなさい」

そう言い残し、アルナの姿も闇に溶けるように消えていく。

「ほんといけすかないわぁ。でもオーちゃんがダークロードになった暁にはあんなお高くとまった連中も跪かせてやれるのよねぇ。きゅふふっ、たのしみぃ」

けらけらと笑い声だけを残してオニキスも消える。

「ふう、やれやれ。人間も商売相手だし、血祭にあげるようなことはしたくないんだけどねぇ…まぁ僕なりに色々とやらせてもらいますか」

思案顔で無精ひげを撫でさすりながらセウェルスも闇の向こうへと歩き去った。

そして…

バロン・ミシェルだけが闇の中に残る。

「くくくっ…はははっ…! さぁ、お膳立ては整った! 

人間どもの血が神殿を染め上げ、我ら吸血鬼は目覚めし古の力をめぐり戦い踊る!」

ばっと両手を大きく広げて上体をそらし、高らかに彼は宣言する。



「血で血を洗う鮮血蟲毒儀式! 

『ブラッディカルナバル』の開幕だ!」



「踊れ踊れ、吸血鬼ども、人間ども! お前たちがどんなに足掻こうと、最後に頂点に立つのはこの私…バロン・ミシェルだ! ふふふ…ははははは!!」

闇の中には既に勝利を確信しているかのような吸血鬼の高笑いがいつまでも響いていた。

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 安価とコンマでダンジョンタワー攻略

 〜ブラッディカルナバル編〜

 スタート!
 
 


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