R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part2
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813:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2019/12/03(火) 11:40:35.16 ID:7HBHvcJ20
「一人の女性をよってたかって辱めようなどと恥を知れ! それ以上の乱暴狼藉を働こうとするならばこのボク、リン=アーチボルト=アルカディアが許さん!」

現れたのは先ほどツバキと刃を交えていた女剣士リン。

彼女は怒りの炎を瞳に灯し、手にした大剣の切っ先を男どもに向けていた。

「―なによ お姫様。 邪魔する気?」

現れた闖入者をジト目で迎えるオニキス。

ちなみにリンの恰好は室内にいたせいか鎧の類は身に着けておらず、普段鎧の下にインナーとして着込んでいるタンクトップと簡素なショートズボンのみ。

タンクトップの下からはそのボリューミィな爆乳がむっちりとその存在感をアピールしており、ショートズボンもその豊かな尻肉を窮屈そうに抑え込んでいる。

「無論だ。貴様らの悪逆非道、もはや黙ってみているわけにはいかない! 手下どもを彼女から下がらせろ、吸血鬼オニキス!」

朗々と勇ましく口上を語りあげるリンの姿に、ミルキィは地獄で仏を見るような思いを感じていた。

ミルキィはこの感覚を以前にも感じている。

かつて廃屋で男たちに弄ばれていた時、そして妖女に凌辱されていた時にも手を差し伸べてくれた頼もしいリーダーの姿。

その時の彼女の姿が、今目の前にいる女騎士の姿に重なって見えるようだった。

(も…もしかしたら)

ミルキィの瞳に力が戻る。

この姫騎士の行動次第で、逆転の目があるかもしれない。

しかし―

「まぁ、そろそろあんたみたいな真面目ちゃんは我慢の限界だろうなとは思ってたよ」

吸血鬼が待っていましたとばかりに指をパチンと鳴らすと。

がしっ。

「!?」

リンの両腕を、左右から現れた男たちがガッシリと掴んだ。

「お、お前たちは…」

戸惑いの声をあげるリンが見たものは、かつて自分に忠誠を誓っていた配下の騎士の顔であった。

「ほんっと、お姫様ってば考えずに動くの好きだよねー。ちょっと頭冷やして考えりゃ、こうなることくらい思いつかないかなー?」

困惑顔のリンを嘲るようにへらへらとオニキスは笑う。

「うう…! は、放すんだ、お前たち! いい加減に目を覚ましてくれ!」

振りほどこうとするリンであったが、部下たちの腕力は思いのほか強く身動きを取ることができない。

「やれやれ。脳筋の真面目姫騎士ちゃんには近いうちに身の程を知ってもらおうと思ってたところだけど…どうやら今が頃合いみたいね」

酷薄な笑みを浮かべながらオニキスは部下たちにさらなる指令を下す。

「さぁ、みんな! この困ったちゃんをミルキィちゃんと一緒の姿にしてあげて!」

オニキスが言うが早いか、男達の手が一斉に姫騎士の身体に襲い掛かる。

「あ、ああっ!や、やめろ貴様らっ!」

もがき、抵抗しようとする姫騎士であったが…

「言わなきゃわからないなら言ってあげるけど、これ以上逆らうならその騎士さんたち、自分で自分の首を落とさせちゃうわよ?」

冷気を含んだオニキスの言葉に姫騎士の動きが鈍る。

「うっ、うう…!」

これは脅しなどではない。

人間のことなど餌か道具くらいにしか思っていない吸血鬼ならその程度のことは平気でするだろう。

勇ましく乗り込んできたばかりの姫騎士リンはまたしても自分の迂闊さを呪った。



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