152:名無しNIPPER[saga]
2019/03/25(月) 01:18:35.01 ID:viB3Y7p70
最初に口を開いたのは、――の方だ。
事故とはいえ、キスして申し訳なかった、と。
緑はそれに反論しようとしたが、紡ぐ言葉が見当たらず、口を塞いだままだった。
もう一度、――は口を開く。
我儘になるけれど、事故のままで終わらせたくない。
だから、君さえよければ改めてキスをしよう、と。
予想外の言葉を投げ掛けられた緑は混乱する。
困惑、不安、様々な感情がごちゃまぜになりながらも、自分の心に問い、答えを出す。
そして。
緑は『自らの意志』で、唇を重ねた。
時が止まるような、そんな不思議な感覚がした。
全身が融けるような、気恥ずかしさが生む熱さを感じた。
キャパシティを超えた緑は、堪らず意識を失った。
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