やちよ「魔法少女裁判よ」ひなの「私が裁判長?」
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4: ◆jYs2TmgLFc[sage]
2019/03/29(金) 12:46:08.82 ID:rMQ3p7j50
廃工場にて

ひなの「――それで私に裁判長を引き受けてくれないか、と」

やちよ「ええ」

ひなの「本当なら調整屋とか、あなたや和泉がふさわしかったのだろうがな…」

やちよ「調整屋はそもそもこの裁判にかけろという声まであるくらいだから…いろはとういちゃんが私と一緒に住んでいることも周知の事実なのよね…」

十七夜「自分も、今回環君とそれなりに長い時間共闘したからな。端からみれば客観性がないように思われるだろう」

ひなの「確かに私には環いろはとの交流はあなたたちほどはない。しかしやはりアタシにそんな器は…」

十七夜「百も承知だ。そもそもそんな器の魔法少女などいない。少なくとも神浜にはな」

やちよ「しかし、だからと言って、あの二人が裁判もやらずに死ぬことも、放免となることもあってはならないと思うのよ」

ひなの「待ってくれ。二人が死ぬってどういうことだ」

十七夜「あの二人は死のうとしている。ウワサによる裁判を提案したのもそのためだ。私が直に確かめた」

やちよ「柊さんはウワサを自由に設定できる。裏を返せば自分たちが極刑になるように操作もできてしまう」

十七夜「13歳に耐えられる罪の重さではなかったということなのだろうな」

ひなの「……」

やちよ「二人が罪に生きて向き合う『儀式』についてあれこれ考えてみたのだけど、結局私たちにはこれしか思いつかなかった」

ひなの「…」

ひなの「……誰かがあの二人を裁かなければならない。その役目を引き受けられるのが私しかいないというのなら――」



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