5:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:25:07.57 ID:OYsjgrQ40
「おつかれ、智代子」
レッスン室の壁にもたりかかって息を整えていると、入口の方から男の人の声が聞こえてきた。
「あっ、お疲れ様です! プロデューサーさん!」
「疲れてんなら無理して立ち上がろうとしなくていいよ。そのままでいい」
立ち上がろうとした私を制止した。私は再び冷たい地べたに腰を下ろした。
「はい、新しいタオルと飲み物。ちゃんと身体のケアしような」
「あ、ありがとうございます……」
私の元に歩み寄ったプロデューサーさんから飲み物とタオルを受け取る。
ペットボトルの水滴をタオルで拭いてキャップを開けて、口元へ運ぶ。冷たい液体が乾いた喉をスーッと通る。
瞬間、火照った体を内側から冷やす。
「どうだ智代子。レッスンはついていけてるか?」
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