七草はづき「夢の中でイってみたいと思いませんか」
↓ 1- 覧 板 20
50: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/04/21(日) 20:26:49.97 ID:3Kskt7OI0
★★
『アンティーカ』のライブの打ち合わせのため三日ほど地方に出張していた俺は、朝早くから電車を乗り継ぎ、昼過ぎにようやく東京に帰ってきた。
特に急ぎの仕事もないので社長からは直帰の許可をもらっているが、久々にみんなの顔も見たい。お土産もあるし、事務所に寄っていこうと考えていた。
「プロデューサーさん、お疲れ様です♪」
「はづきさん? お疲れ様です」
乗り換えのために降りた改札で私服の白いワンピース姿のはづきさんに声をかけられた。いつも後ろで纏めている髪を今日はポニーテールに結っていて爽やかな印象だ。旅行にでも行くようなキャリーバッグを引いている。
そういえば今日は休みだったはずだ。まさか迎えに来てくれたわけではないだろう。
「たまたま、こっちに用があったんです。まさかプロデューサーさんに会えるなんて♪」
やはり、たまたまだ。それでも東京に帰ってきて、安心できる笑顔に出会えたのは素直に嬉しい。
「プロデューサーさんお昼ご飯は食べました? もしまだでしたら、一緒にどうです? 実はお弁当作りすぎちゃったんですよ〜」
ありがたい申し出だ。移動の面倒臭さから朝から何も食べておらず、ちょうど腹が空いてきたところだった。
たまたまお弁当を作りすぎてくれたなんて実にラッキーだ。
「じゃあ近くの公園で食べましょう♪」
そういえばこの近くに自然公園があるんだった。休日ともなれば、家族連れなどで賑わういいところだと聞いたことがある。天気もいいし、平日で人混みもないだろう。
俺たちは自然公園に足を運ぶことにした。
122Res/135.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20