【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」大鳳「その33です!」【安価】
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79: ◆0I2Ir6M9cc[!red_res]
2019/05/02(木) 03:11:07.20 ID:cPj3L7UP0
彼は……気づいた。気づいてしまった……心を絶望に飲まれたと同時に……自身の肉体が、薄く消えてゆくことを。


ショタ提督「………」


しかし、口を開くことは無い。命乞いをすることも無ければ、先程のように開き直る素振りも見せない。

当然だ。彼には、もう……言葉を発するだけの気力さえ、残っていない。あらゆる希望を……見失ったのだ。

そんな人間が、今更……自分自身の死、否、自己の消滅を目の前にしても……動揺などするものか。

そのような、人間らしい感情は……全て、絶望が黒く塗りつぶしてしまったのだから。全てを破壊し尽くしてしまったのだから。


ショタ提督「………」

ショタ提督(せめて、涙くらい流せれば……僕は、最期の瞬間まで……人間と呼べる、存在だったのかな……)


彼の肉体が、足から順に……崩れ去っていく。同時に、彼が立っていた……場所とすら呼べるかさえ怪しい空間も、虚無に飲まれていく。

そうして、彼の下半身が消え去った。この世界も、既に辺り一面が無に戻っている。彼はその意味を理解している。それはすなわち……


ショタ提督「………」

ショタ提督(首から下の感覚が無くなった……いよいよ、か……)


彼の消失は、ついに顔にまで蝕んでいく。意識の、自我の……最後の砦とも言える、頭が……徐々に薄れていく。

そうして、彼は心の中で呟いた……絶望の闇に支配されてしまった、彼の……最期の、思い……



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