【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十九輪目】
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666: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/08/29(木) 21:53:53.84 ID:HPQRziEdo

天乃『病は気から』

夏凜「そう思うんなら、治るって思っておきなさいよ」

天乃『バカって書けばいい?』

夏凜「書いてるんだけど……」

電子パッドの画面、8割近くを占有する大きさで書かれたカタカナ2文字

なぜそうなるのか、言われなければならないのか

察しが悪いからなのだろうと、原因を分かっていても

その理由までは分からずに、夏凜は天乃を観察する

甘い香りが感じられそうな桜色の髪

光の宿る橙色の瞳

赤らんだ頬は、ちょっぴりふっくらとしていて

僅かとはいえ、不満を抱かせてしまっていることは、察する

天乃『治りたい。でも、不安はある』

夏凜「だから――」

天乃『だから』

殴り書きしてまで上回った勢いに遮られ、言葉を詰まらせた夏凜を天乃は一瞥すると

電子パッドをひっくり返して内容を消し、改めて書く

天乃『夏凜が好きだって言ってくれるなら、もう少し強く思える』


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