【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十九輪目】
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707: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/09/01(日) 21:25:15.00 ID:ByjBWaYOo

「では、久遠様」

ここから先は、一人で向かわなければならないと、送り出される

左足が動かせなくても、松葉杖はない

もちろん、車椅子もない

神婚の儀に向かうための装束に着替えさせられた天乃は、

右足に体重をかける形で、無理やりに地に立つ

水都「久遠さん……」

沙織「大丈夫」

禊の時とは打って変わって

不安そうな声を絞り出す水都を、沙織は抱き寄せる

歌野を見送った記憶が、想起されているのかもしれない

だけど、その時とは違う

一人じゃない

みんながいる。希望がある

だから

天乃「………」

天乃は何とか振り返ると、

二人に向かって微笑み、手を振る

大丈夫。そう、想いを届けるために


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