穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『18』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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413:名無しNIPPER[saga]
2019/07/28(日) 23:30:46.61 ID:rGfJW7Kp0
▽ 『綺羅ツバサの実験記録 -後-』






穂乃果「…リボンのすぐ真横にあった、あの人の記録」ペラッ



穂乃果『△月△日 忙しさにかまけて長く書けなかった日記を久方振りに書けそうだ、両手で抱っこして高い高いしてあげれるほどこの子はもう小さくない』

穂乃果『舌ったらずではあった喋り方も流調で、人間よりもあっという間の成長だった』




穂乃果『私の孤独は癒されたのかもしれない』




穂乃果『明日はとびっきり美味しいものを作ってあげよう、今やっているジグソーや絵本よりももう少し対象年齢の高い知育玩具を与えるのも良い』










穂乃果『◇月〇日 また期間は空いてしまった、時々私は思うのだ…もう私に"独り言"を書き留める為の日記は必要ないのでは?と』


穂乃果『育児に忙殺されて、しかし欠けた心を満たしてもらって、―――そんな日々が送れるからこそ私はコレを書かずとも良くなっているのだろう』

穂乃果『明日は、朝一番に必要な物を採取しに行かねばならない、もう早く眠ってしまおう』








ペラッ







穂乃果「!」

穂乃果「…。」





穂乃果『◇月◎日 何故こんなことになった、帰ってきたらみんな死んでた』



ペラッ、ペラッ、ペラッ


ペラッ、ペラッ、ペラッ


ペラッ、ペラッ、ペラッ




穂乃果『□月×日 外は雨が降っていた、喪に服す私と同じで空が泣いてくれているなんて馬鹿な事を考える辺りおセンチな感情に浸っている証拠だ』

穂乃果『空白の頁が何か月分続いたか今更数える気は起きない』

穂乃果『そんなものを数える暇があったら次の子供達はすぐに寿命を迎えない完璧な理論を組み立てることに費やすべきだから』



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