穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『18』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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479:名無しNIPPER[saga]
2019/08/04(日) 00:58:58.28 ID:uyjQs26k0



  真姫「写真ね、そうね……」

  真姫「正直言って白妙の魔物がそんな写真を大事そうにしてたなんてのは意外だったわ」


  真姫「もしも、それを使う時があるというなら"アイツと出会ってすぐ"でしょうね」


  真姫「面白い物が見つかったんだし此処に来た事は全くの無意味じゃなかったってことね」





  穂乃果「…。」


  穂乃果「真姫ちゃん自身はここに来て良かったって思う?」


  真姫「私自身?」


  真姫「…。」


  真姫「まぁ、悪くは無かったわね」

 穂乃果「そっか、悪くは無かったんだ」




▽悪くは無かった、良かったとは言わないが、マイナスではなかった




  真姫「…ぼんやりと、誰かが自分を抱きしめてくれたような気がするし、また別の誰かも自分を愛してくれてたような気がするのよね」


 穂乃果「えっ、それって」

  真姫「でも、それも刷り込まれた嘘の記憶なのかもしれないわ」フッ

  真姫「だって私達はそこの無機質な機械から産まれたのよ…
      見てて安心する、そんな冷たい金属の物体をよ――こんなのと人間でいうトコの"ママのお腹"を一緒にする癖に誰かに愛して貰っただなんて」




  真姫「どこの誰だって話よ、馬鹿馬鹿しい」




▽少しだけ自嘲が入った笑いを見てチクリとした、聞かなければ良かったか…



  真姫「なんとなく、二人くらい別々で人が居た気がした…指輪をくれたり、温かい温もりをくれたり」

  真姫「その人とは別で愛を向けてくれた人とか…ね、でも現実は違ったってワケよ」

  真姫「それで他に聞きたいことは?別に怒ってないからあるなら言いなさい」



 穂乃果「あ、うん…えっと」




▽無神経な事聞いて怒ってはいない、とは言われたものの言って良い物か悩み、言い淀んだ

▽次に口に出そうとしたのは白妙の魔物こと綺羅ツバサの事なのだ、機嫌の悪い時の上官に悪いニュースを届ける古代ギリシャ兵の気持ちになった気分だ




▽とは言え、真姫の性格上ここで謂わずに有耶無耶にすればそれはそれで機嫌を損ねるという…



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