328: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/05(木) 22:12:22.48 ID:CpqiXUex0
???ウサギさんチームは砲塔をカルロベローチェの方に向け、37ミリを撃ち続ける。それに続くカモさんチームも75ミリを吹かせ、撃破しようとする。レオポンチームとサメさんチームは坂を登るのがやっとで追いついていない
ペパロニ率いるカルロベローチェ部隊はその軽快さを使い巧みに砲弾を避けるが、飛び交うなかで当たることは避けられない。1輌、また1輌と砲弾に当たっていく。残りは2輌、ひたすら機関銃を撃ち続けている。撃ち抜けるわけもない、と知りながら
「あと2輌だよ!梓!」
「どんどん撃って!もっと飛ばして!佳利奈ちゃん!」
「あいあーい!」
ウサギさんチームの者は前の試合でほとんど活躍できなかった分、車輌を撃破したことで興奮している
「あの……」
澤は車輌の者を抑えようとするが、高揚する4人相手に1人ではどうにもならない。阪口はアクセルをさらに踏み込む。次に大野が撃った37ミリはペパロニのカルロベローチェを撃ち抜いたように見えた。車輌はバランスを崩し、煙を上げたまま木に激突した
それに気を良くしたウサギさんチームの者は、最後の1輌を仕留めようと躍起になる
「沙希ちゃん、何か言った?」
何かを聞いた気がした大野が37ミリを装填する丸山に問うが、丸山はすぐに75ミリの装填に移り何も答えない。山郷に一声かけるが、どうも彼女ですら何も分かってないらしい。気のせいかと再び照準器を目に当てた
最後の1輌のカルロベローチェは少々上下に揺れたあと、機関銃を撃ち続けながら後退する。ウサギさんチームはその場所に突撃した
すると床の下から音がする。重い金属のドアが閉まり、鍵がかかったような音だ。澤はその音を合図に作戦会議の文言をこねくり回し、全てを悟った
「脱出して!」
そう叫ぶと自身もそばにあったトンプソンを掴み、キューポラから身を出して脱出する。山郷が右横から、阪口が正面から脱出する。澤と山郷は近くの森の中に逃げ込む。その後すぐにM3は底を文字通りぶち抜かれた
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