【ガルパン】 不死の感情
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331: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/05(木) 22:13:56.40 ID:CpqiXUex0


その様子を見たカモさんチームの面々は驚きを隠さない。すぐ近くでM3がいきなり爆発したのだから。操縦手も思わず手を離していた

「あ、あれが対戦車戦……」

車長の園が呆然としたあと口から搾り出す

「……パ、パゾ美!前の地面に向かって撃ちなさい!このまま進んだらB1bisも爆発してしまうわよ!」

自分で言った言葉にハッとした園が砲手に指示を出す。それに砲手のパゾ美も頭を動かし始める

「そ、そうだね。ソド子」

「榴弾でいいよね、装填よし!」

「照準よし!行くわよ!」

轟音とともに砲弾が煙の登るM3の左側に着弾し、辺りに砂が撒き散らされる。砂に混じって上半身を出していたアンツィオの戦車部員の肉片と血しぶきが撒き散らされる。太い木の背後だったお陰か、榴弾の破片の一部が澤の腕を傷つけただけで済んだが、その傷を気にする余裕は無かった

「……くそっ、まだまだっ……」

土煙の登る塹壕から血を流し、トンプソンを持ちながら外に出ようとするアンツィオの戦車部員がいたのだ

「うわあぁぁぁ!」

澤は大声で叫びながら木の脇から飛び出し、無我夢中でその者を狙った。5発ほどを外した後、残りの弾の一部がその隊員を撃ち抜いた

だがその部員ははるかに優秀だった。叫び声を聞きつけて即座に銃を向けると、澤が5発外している間に放った一発が、確実にその眉間を撃ち抜いていたのだ。こうしてこの塹壕周辺から生存者は消えた




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