528: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/24(木) 20:50:22.40 ID:EGYyJA4LO
2012年12月11日火曜日 午前8時 黒森峰学園
都市南東部、ブレスラウ地区の高台で審判の右手が挙がる。最後の戦いの始まりを告げる笛の音色は単調だった。たったこれだけで、何人もの命を吹き飛ばすゲームが幕を開けるのだ
「全車反転!あんこうに続いてください」
大洗戦車隊は続々と会場中央に背を向ける。運はそちらにしか微笑んでいない。ここは会場の西側。黒森峰がこちらに向かってくるまで、思っているほど時間はないはずだ
なにせ戦力差がこれだ。わざわざ中央の森林地帯でこちらが出てくるのを待つ必要はない。さっさと距離を詰めて撃破、黒森峰らしい、かつ手間かからないいい手だ。私がその場で指揮を取っていてもきっとそうするだろう。躊躇う理由がないからだ
そしてその時、相手は私たちの行き先を知るだろう。だから急ぐのだ。作戦も移動中に伝えて間に合うだろう
708Res/678.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20