569: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/31(木) 20:59:43.34 ID:1TDhW2kZO
「本当にまだ、我々に勝ち目はあるのでしょうか?」
「そ、そうだよ。まだ強い車輌が沢山いるんでしょう?ティーガーとか」
優花里さんの癖っ毛の内向きロールの度合いや沙織さんの髪の外向き度合いがいつもより高い気がする
後ろに向けていた視線を、外の道とガラス窓が幾つも並ぶ向かいの建物に戻す。その窓もいくつかは水泡がまとわり付き、中は見えない
勝ち目?そんなことは分からない。私にできるのは勝つために最善を尽くすだけ
「分かりません。ただ、黒森峰はルール違反を犯しました。ルールを破った者は負けなければいけないと思います」
「ルール違反?え、黒森峰が?」
「黒森峰が何かやったでありますか?どちらかと言うと会場外に出たウチや、準決勝のプラウダの方が」
「いえ……この大会のルールじゃなくて……戦車道のルールですらなく……」
外に現在は変化はない。それでも警戒を怠らない。敵は黒森峰、そしてここは敵地ど真ん中である
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